正答1
解説
正解は1です。
人工肛門(ストーマ)を造設する患者への術前教育、位置決め、術後のセルフケア、日常生活の指導を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 手術前から、受け入れに向けた教育プログラムに沿って説明していきます。
ストーマの造設はボディイメージを大きく変えるため、術前から段階的に説明して心理的な準備を支えます。
2:× 人工肛門の位置はベルトラインを避けて決めます。
ベルトにより圧迫されると装具がはがれたり、ストーマが傷ついたりするためです。
位置は、腹直筋を貫く部位で、しわや骨の突出部を避け、患者自身が見える場所を選びます。
3:× 手術直後から自分で装具交換させるのではありません。
術直後は看護師が交換し、患者の回復や心理状態に合わせて、見ることから始めて段階的にセルフケアを習得できるよう支援します。
4:× 装具を装着しないと入浴できないということはありません。
腹圧によって湯がストーマから体内に入ることはないため、装具を外して入浴することもできます。
【ポイント】
ストーマの位置決め(ストーマサイトマーキング)は術前に行い、本人が見えてケアしやすい位置を選びます。
セルフケアの習得は、見る、触れる、交換を手伝う、自分で行うと段階的に進めます。