正答3
解説
正解は3です。
造血幹細胞移植の適応時期、移植前の準備、意思決定、移植後の経過を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 造血幹細胞移植は、白血病の診断後すぐに行う治療ではありません。
多くは化学療法で寛解を得たあと、再発の危険や患者の状態を考えて適応を判断します。
2:× 移植前は普通の生活を送れるわけではありません。
移植前処置として大量の抗がん薬投与や全身放射線照射を行うため、感染予防のため無菌室などで管理されます。
3:○ 造血幹細胞移植は危険度の高い治療であり、本人の意思決定支援が重要です。
重い感染症や移植片対宿主病(GVHD)などの合併症の危険があるため、十分な説明のうえで本人が納得して選択できるよう支えます。
4:× 移植後、生着までに約1年もかかりません。
移植した造血幹細胞が骨髄で血液をつくり始める生着までは、通常2〜4週間程度です。
【ポイント】
造血幹細胞移植の主な合併症は、感染症、GVHD、出血、臓器障害です。
生着までの期間は白血球が極端に少ないため、感染予防が看護の中心になります。