正答3
解説
正解は3です。
骨髄穿刺は、胸骨や腸骨に針を刺して骨髄液を採取する検査です。
検査中の体位や患者への声かけ、検査後の安静について問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 骨髄穿刺の前後で重点的に観察するのは吐き気ではありません。
穿刺部の出血や痛み、血圧や脈拍などのバイタルサイン、気分不快の有無を中心に観察します。
2:× 後腸骨稜で行う場合は、仰臥位ではなく腹臥位または側臥位とします。
後腸骨稜は背中側の骨盤にあるため、仰臥位では穿刺できません。
仰臥位で行うのは、胸骨や前腸骨稜で穿刺する場合です。
3:○ 骨髄液の吸引時は、息を止めるよう促します。
吸引の瞬間には特有の強い痛みがあるため、事前に伝えて息を止めてもらうと、体が動かず安全に吸引できます。
4:× 穿刺後に5〜6時間もの安静臥床は必要ありません。
穿刺部を圧迫して止血を確認し、一般に30分〜1時間程度安静にして出血がないかを観察します。
【ポイント】
骨髄穿刺の部位は、成人では後腸骨稜や胸骨です。
検査後は穿刺部の圧迫止血と出血の観察が大切で、出血傾向のある患者では特に注意します。