正答1
解説
正解は1です。
不安定狭心症は、急性冠症候群に含まれる心筋梗塞の前段階ともいえる危険な状態です。
その治療と看護として適切なものを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 医師の指示でニトログリセリンを投与します。
ニトログリセリンは冠動脈を拡張して心筋への血流を増やし、狭心痛を和らげます。
2:× 心電図モニターの装着は必要です。
不安定狭心症は心筋梗塞や致死性不整脈に移行するおそれがあり、継続的な監視が欠かせません。
3:× 心臓カテーテル治療は適応になります。
冠動脈造影で狭窄部位を確認し、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)で血流を再開させる治療が行われます。
4:× 不安定狭心症の患者に運動負荷心電図検査は実施しません。
運動負荷によって心筋の酸素需要が増え、心筋梗塞を誘発する危険があるため禁忌です。
【ポイント】
不安定狭心症は、発作の頻度や強さが増す、安静時にも起こるなど、急性心筋梗塞に移行しやすい状態です。
安静、心電図モニターによる監視、薬物療法、冠動脈の血行再建が治療の柱です。