正答4
解説
正解は4です。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の症状と、それに応じた看護を問う問題です。
甲状腺ホルモンが過剰になると代謝が亢進し、頻脈、発汗、体重減少、手指の振戦などが起こります。
【選択肢別解説】
1:× テタニー症状を観察するのは、甲状腺機能亢進症ではなく低カルシウム血症の場合です。
副甲状腺機能低下症や、甲状腺の手術で副甲状腺が障害された場合に起こります。
2:× 甲状腺機能亢進症では低エネルギー食ではなく、高エネルギー食とします。
代謝が亢進してエネルギーの消費が多くなり、体重が減少するためです。
3:× 積極的な運動はすすめず、安静を保つよう指導します。
代謝亢進や頻脈で心臓に負担がかかっており、運動するとさらに負担が増えるためです。
4:○ 頸部腫脹にはスカーフをすすめます。
甲状腺腫による首の腫れは外見上目立ち、ボディイメージの変化として患者の苦痛になることがあります。
スカーフやハイネックの衣服で目立たなくする工夫を提案します。
【ポイント】
甲状腺機能亢進症の看護は、安静、高エネルギー・高たんぱく食、外見の変化への配慮が中心です。
バセドウ病では、甲状腺腫、頻脈、眼球突出の3つが代表的な症状です。