正答1
解説
正解は1です。
手術前に行う看護と、それぞれの目的の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 術前オリエンテーションの目的は、手術に向けた心の準備です。
手術の流れや術後の経過を説明することで、患者の不安を軽減し、主体的に手術に臨めるようにします。
2:× トリフローによる呼吸訓練の目的は、排痰の管理ではなく肺を十分に広げることです。
深く吸い込む練習で肺胞を広げ、術後の無気肺や肺炎を予防します。
排痰を目的とするのは、咳嗽やハフィングの練習です。
3:× 術前のシャワー浴の目的は、爽快感を保つことではなく皮膚を清潔にすることです。
皮膚の汚れや細菌を減らし、手術部位感染を予防するために行います。
4:× 弾性ストッキングを装着する目的は、動脈血栓症ではなく深部静脈血栓症の予防です。
下肢を圧迫して静脈の血流を促し、血栓ができるのを防ぎます。
深部静脈血栓症は、肺血栓塞栓症の原因になります。
【ポイント】
術前の準備は、心理的準備(オリエンテーション)と身体的準備(呼吸訓練・清潔・血栓予防など)に分けて整理します。
弾性ストッキングと間欠的空気圧迫法は、静脈血栓塞栓症の予防策です。