正答1
解説
正解は1です。
放射線療法を受ける患者の皮膚の管理と、放射線による副作用の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 照射部位のマークは、医師の許可があるまで消さないように留意します。
マークは毎回同じ位置に正確に照射するための目印であり、消えると照射位置がずれるおそれがあるからです。
2:× 照射部位の皮膚が脆弱になるからこそ、スキンケアは行います。
こすらずにぬるま湯でやさしく洗って清潔を保ち、日光や締めつけなどの刺激を避けます。
3:× 皮膚が粘膜に比べて低線量で障害を受けるのではなく、粘膜のほうが障害を受けやすいです。
細胞分裂が盛んな組織ほど放射線の影響を受けやすく、口腔や消化管の粘膜は少ない線量でも炎症を起こします。
4:× 放射線宿酔は2〜3か月後ではなく、照射開始後の早い時期(数時間〜数日)に現れます。
全身倦怠感、悪心、食欲不振などの症状で、多くは治療の経過とともに軽快します。
【ポイント】
放射線療法の急性期の副作用には、放射線宿酔、皮膚炎、粘膜炎、骨髄抑制などがあります。
照射部位の皮膚は、こすらない・温めすぎない・刺激物を塗らないことが基本です。