正答3
解説
正解は3です。
貧血のある患者に起こりやすい症状と、治療薬の副作用への注意を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血の患者を程度にかかわらず絶対安静にする必要はありません。
貧血の程度や症状に応じて活動量を調整し、必要以上の安静は筋力低下を招くため避けます。
2:× 経口の鉄剤で注意するのは悪寒戦慄ではなく、悪心や胃部不快感、便秘などの消化器症状です。
また、鉄剤の服用で便が黒くなることを事前に説明しておきます。
3:○ 貧血の患者は、めまいやふらつきによる転倒に注意します。
脳への酸素供給が不足しやすく、特に急に立ち上がったときにふらついて転倒する危険があります。
4:× 貧血ではヘモグロビン値は上昇ではなく低下しています。
ヘモグロビンの低下によって組織に酸素が十分に運ばれず、息切れや動悸、倦怠感が起こります。
【ポイント】
貧血の看護では、転倒予防、活動と休息の調整、鉄を多く含む食事の指導が中心になります。
鉄剤の吸収はビタミンCで高まり、お茶に含まれるタンニンなどで妨げられることがあります。