正答3
解説
正解は3です。
ショックの分類、症状(5徴候)、対応を問う問題です。
ショックとは、急激な循環不全により重要な臓器への血流が不足した状態です。
【選択肢別解説】
1:× 熱傷で起こるのは心原性ショックではなく、循環血液量減少性ショックです。
熱傷では血管の透過性が高まり、血漿成分が血管外へ漏れ出して循環血液量が減るためです。
2:× ショックの5徴候に血圧上昇はありません。
ショックでは血圧が低下し、5徴候は顔面蒼白、虚脱、冷汗、脈拍触知不能、呼吸不全です。
3:○ ショックでは呼吸困難を起こすことがあります。
組織の酸素不足を補うため呼吸が速く浅くなり、アナフィラキシーショックでは気道の浮腫で呼吸困難が起こります。
4:× ショックのときはファウラー位ではなく、仰臥位で下肢を挙上する体位が基本です。
下肢を挙げると静脈血が心臓に戻りやすくなり、脳などへの血流が保たれます。
上体を起こすファウラー位では、脳への血流がさらに減るおそれがあります。
【ポイント】
ショックの5徴候(5P)は、蒼白、虚脱、冷汗、脈拍触知不能、呼吸不全です。
ショックには循環血液量減少性、心原性、血液分布異常性(敗血症性・アナフィラキシーなど)、心外閉塞・拘束性があります。