正答4
解説
正解は4です。
新生児黄疸は、血液中のビリルビンが増えて皮膚や白目が黄色くなる状態です。
多くは生理的なものですが、出現時期や程度から病的な黄疸を見分けることが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 生理的黄疸は生後2〜3日ごろに現れ、4〜5日ごろに最も強くなり、その後自然に消えます。
生後24時間以内に現れる黄疸は早発黄疸といい、病的黄疸を疑います。
2:× 新生児黄疸は、肝臓のビリルビン処理能力が未熟なために起こります。
さらに、新生児は赤血球が多く寿命も短いため、ビリルビンが多く作られます。
処理が過剰なのではありません。
3:× 病的黄疸の治療で最初に行うのは光線療法です。
光によってビリルビンを水に溶けやすい形に変え、体外へ排泄しやすくします。
交換輸血は光線療法で改善しない重症例に行います。
4:○ 母親と児の血液型が合わない場合(Rh式やABO式の血液型不適合)、母親の抗体が児の赤血球を壊します。
この溶血でビリルビンが急に増え、病的黄疸の原因になります。
【ポイント】
病的黄疸は「生後24時間以内の出現(早発黄疸)」「数値が高すぎる」「長引く(遷延性黄疸)」「直接ビリルビンが高い」がめやすです。
重症化すると核黄疸を起こし、脳に障害が残るおそれがあります。