正答3
解説
正解は3です。
パーキンソン病の症状と、それに応じた看護を問う問題です。
パーキンソン病は、脳の黒質のドパミン神経細胞が減少して起こる神経変性疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 関節可動域の運動は、すすめないのではなく積極的にすすめます。
筋固縮や動作の減少によって関節が硬くなりやすく、それを防ぐためです。
2:× 動作時は、血圧の上昇ではなく、低下に注意します。
パーキンソン病では自律神経が障害され、起き上がったり立ち上がったりしたときに血圧が下がる起立性低血圧が起こりやすいためです。
3:○ 姿勢保持(反射)障害による転倒に注意します。
体のバランスが崩れたときに立て直す反射が障害され、前かがみで小刻みに歩くことも加わって、転倒しやすくなるためです。
4:× パーキンソン病では、嚥下障害を伴います。
飲み込みに関わる筋肉の動きも悪くなるため、むせや誤嚥性肺炎に注意が必要です。
【ポイント】
パーキンソン病の四大症状は、安静時振戦、筋固縮、無動(寡動)、姿勢保持障害です。
歩き始めや方向転換で足が出にくくなるすくみ足があり、床に目印の線を引くなどの工夫が役立ちます。