正答4
解説
正解は4です。
硬膜外腔にカテーテルを留置して局所麻酔薬などを持続的に注入する、持続硬膜外麻酔の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 局所麻酔薬を注入するのは、脊髄クモ膜下腔ではなく硬膜外腔です。
脊髄クモ膜下腔に注入するのは脊髄くも膜下麻酔(腰椎麻酔)です。
硬膜外腔は、脊髄を包む硬膜の外側と脊柱管の間のすき間です。
2:× 持続硬膜外麻酔は、下半身の手術に限りません。
カテーテルを入れる高さを変えることで、胸部・腹部・下肢など幅広い部位の手術に用いられます。
主に下半身の手術に用いられるのは脊髄くも膜下麻酔です。
3:× 他の麻酔と併用することは多くあります。
胸部や腹部の手術では、全身麻酔と組み合わせて行うのが一般的です。
4:○ 持続硬膜外麻酔は、手術後の疼痛管理に使用できます。
カテーテルを留置したままにしておけば、手術後も鎮痛薬を持続的に注入できるためです。
痛みが和らぐと深呼吸や早期離床がしやすくなり、術後合併症の予防にもつながります。
【ポイント】
硬膜外麻酔の副作用として、血圧低下や下肢のしびれ、運動麻痺などがあります。
術後は血圧や下肢の感覚・動き、カテーテル刺入部の状態を観察します。