正答4
解説
正解は4です。
かゆみ(掻痒感)のある患者への生活環境とスキンケアの援助を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 室内は暖かく低湿度にするのではなく、やや涼しく、適度な湿度に保ちます。
体が温まると血流が増えてかゆみが強くなり、乾燥すると皮膚のバリア機能が落ちてかゆみが増すためです。
2:× 入浴時にナイロンタオルは使用しません。
ナイロンタオルは皮膚への刺激が強く、角質を傷つけてかゆみや乾燥を悪化させます。
よく泡立てた石けんを使い、手や柔らかい木綿のタオルでやさしく洗います。
3:× 糊の付いた寝衣・寝具は選択しません。
糊でごわついた布地が皮膚をこすって刺激し、かゆみを強めるためです。
肌ざわりのよい木綿など、刺激の少ない素材を選びます。
4:○ 患者の爪は短くし、掻かないように指導します。
掻くと皮膚に傷ができ、そこから細菌が入って感染を起こしたり、かゆみがさらに強まったりするためです。
かゆいときは冷やすなどの方法を伝えます。
【ポイント】
かゆみは温まると強まり、冷やすとやわらぎます。
入浴は熱い湯を避けてぬるめにし、入浴後は保湿剤で皮膚を保護します。