正答2
解説
正解は2です。
代表的な薬剤とその主な副作用の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× サイアザイド系利尿薬は高カリウム血症ではなく、低カリウム血症をきたしやすい薬です。
ナトリウムとともにカリウムの尿中排泄も増やすためです。
高カリウム血症に注意が必要なのは、スピロノラクトンなどのカリウム保持性利尿薬です。
2:○ 抗ヒスタミン薬は眠気をきたしやすい薬です。
特に第一世代の抗ヒスタミン薬は脳内に移行し、覚醒に関わるヒスタミンの働きを抑えるためです。
服用中は車の運転などを避けるよう指導します。
3:× モルヒネは下痢ではなく便秘をきたしやすい薬です。
腸管の運動を抑制するためで、使用中は下剤の併用を検討します。
4:× 副腎皮質ステロイド薬は低血糖ではなく、高血糖をきたしやすい薬です。
肝臓での糖新生を促し、インスリンの働きを弱めるためです(ステロイド糖尿病)。
【ポイント】
モルヒネの三大副作用は、便秘・悪心嘔吐・眠気です。
ステロイド薬の副作用には、高血糖のほか、易感染性、骨粗鬆症、消化性潰瘍、満月様顔貌などがあります。