正答2
解説
正解は2です。
白内障は水晶体が濁る疾患で、手術では濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入します。
現在の手術は体への負担が小さく、日帰りや短期入院が多いことを踏まえた術後指導が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 現在の白内障手術では、6時間もの長い床上安静は通常必要ありません。
正しくは、術後しばらく安静にしたあと、早期から歩行できます。
2:○ 術後は眼帯で片眼の視野となり、距離感がつかみにくくなります。
視力もすぐには安定せず、患者の多くは高齢者です。
転倒の危険性を説明し、環境を整えることは適切です。
3:× 洗顔や洗髪で汚れた水が目に入ると、術後眼内炎などの感染の原因となります。
正しくは、医師の許可が出るまで(一般に術後1週間程度)は控え、顔はふき取りにとどめるよう説明します。
4:× 術後は、目の屈折(ピントの度数)が安定するまでに時間がかかります。
正しくは、眼鏡の調整は屈折が安定する術後1か月程度以降に行います。
【ポイント】
術後は目をこすったり押さえたりせず、点眼を清潔な手順で続けるよう指導します。
術後眼内炎は重大な合併症のため、急な視力低下や眼痛があればすぐ受診するよう伝えます。