正答3
解説
正解は3です。
胃切除術後の食事の進め方と、ダンピング症候群の予防を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胃切除術後の食事は、全粥からではなく流動食から始めます。
流動食、三分粥、五分粥、全粥のように、段階的に形態を上げていきます。
2:× 早期ダンピング症候群は、空腹によって起こるのではありません。
食後30分以内に、食物が急に小腸に流れ込むことで起こります。
動悸・発汗・めまい・腹痛・下痢などがみられます。
空腹時に近い食後2〜3時間に起こる低血糖症状は、後期ダンピング症候群です。
3:○ 1回の食事に30分以上かけて、よくかんでゆっくり食べるよう指導します。
胃が小さくなっているため、一度に多く食べるとダンピング症候群を起こしやすいからです。
4:× 食後に仰臥位をとるよう説明するのは適切ではありません。
胃の内容物や腸液が食道へ逆流しやすくなるからです。
食後に休む場合も、上半身を少し起こした姿勢をとるよう勧めます。
【ポイント】
胃切除後は、1日5〜6回の少量頻回食とします。
後期ダンピングで低血糖が起きたときのために、あめなどの糖分を携帯するよう指導します。