正答4
解説
正解は4です。
胆石症の診断、症状、発作の誘因、合併症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胆石症の診断に最も有用なのは、腹部エックス線写真ではなく腹部超音波検査です。
胆石の多くを占めるコレステロール結石は、エックス線写真には写りにくいからです。
2:× 胆石症の症状は、左胸部痛ではありません。
典型的な症状は右季肋部(右上腹部)やみぞおちの痛みです。
右の肩や背中に痛みが広がることもあります。
3:× 疼痛の誘因は、低たんぱくの食事ではなく、脂肪の多い食事です。
脂肪を食べると胆嚢が強く収縮し、胆石が胆嚢の出口にはまりやすくなります。
4:○ 胆石が胆嚢の出口にはまり込む(嵌頓する)と、急性胆嚢炎を併発しやすくなります。
胆汁がたまって流れなくなり、そこに細菌感染が起こるからです。
発熱や持続する右上腹部痛が現れます。
【ポイント】
胆石症は「4F」(女性・40代・肥満・多産)に多いといわれます。
発作を防ぐため、脂肪の多い食事や過食を避けるよう指導します。