正答4
解説
正解は4です。
貧血のある患者の生活上の援助と指導を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 貧血の程度に関係なく臥床安静にする必要はありません。
安静の程度は、貧血の程度や症状に合わせて決めます。
軽い貧血なら、疲れすぎない範囲で日常生活を送ることができます。
2:× ヘモグロビン10.0 g/dL以下で、ただちに生体が危険になるわけではありません。
貧血がゆっくり進んだ場合は体が慣れ、10 g/dL前後でも日常生活ができることが多いです。
危険の程度は、数値だけでなく進行の速さや症状、心臓の状態をあわせて判断します。
3:× 転倒予防は、高齢者でなくても必要です。
貧血では脳への酸素供給が不足し、急に立ち上がるとめまいや立ちくらみが起こるからです。
ゆっくり起き上がるよう、年齢にかかわらず指導します。
4:○ 保温に努めるよう説明します。
貧血では末梢の循環が悪くなり、手足が冷えやすくなるからです。
【ポイント】
貧血の症状は、動悸・息切れ・易疲労感・顔色不良・めまいなどです。
鉄欠乏性貧血では、鉄を多く含む食品とビタミンCをあわせてとるよう勧めます。