正答4
解説
正解は4です。
黄疸のある患者への看護で、観察点とかゆみなどの症状への対応を問う問題です。
黄疸は、血液中のビリルビンが増え、皮膚や白目が黄色くなる状態です。
【選択肢別解説】
1:× 黄疸のある患者に、運動を促すのは適切ではありません。
肝臓の病気による黄疸では、安静にして肝臓への血流を保つことが大切です。
2:× 掻痒感が強いときに、石けんを使った清拭は避けます。
石けんは皮膚の脂分を取り、乾燥させてかゆみを強めるからです。
微温湯で清拭し、保湿剤で皮膚を保護します。
3:× 緩下薬の使用を避けるのは適切ではありません。
便秘になると、腸から再吸収されるビリルビンやアンモニアが増えるからです。
緩下薬などで排便を整えることが大切です。
4:○ 尿と便の色を観察します。
黄疸では尿が濃い茶色(褐色)になることがあります。
胆道が詰まる閉塞性黄疸では、ビリルビンが腸に届かず、便が白っぽい灰白色になります。
色の変化は、黄疸の原因や経過を知る手がかりになります。
【ポイント】
黄疸は、まず眼球結膜(白目)で気づきやすいです。
かゆみには、爪を短く切る、冷やすなどの対応で皮膚を傷つけないようにします。