正答4
解説
正解は4です。
強皮症(全身性強皮症)は、皮膚や内臓が硬くなる膠原病で、多くの患者にレイノー現象がみられます。
【選択肢別解説】
1:× 低エネルギー食をすすめる根拠はありません。
消化管が硬くなって食事量が減り、低栄養になりやすいため、少量ずつ回数を分けて十分な栄養をとるようにします。
2:× 強皮症は慢性に経過する病気で、再燃や進行がありえます。
再燃しないと説明するのは誤りで、継続した受診と自己管理が必要です。
3:× 関節を動かさないと、皮膚の硬化と相まって関節拘縮が進みます。
無理のない範囲で関節可動域訓練を続けるよう説明します。
4:○ 寒冷刺激は、レイノー現象(指先が白から紫、赤へと色が変わる血流障害)を誘発します。
手袋や靴下で保温し、冷たい水の使用を避けるよう指導します。
【ポイント】
強皮症の生活指導は、寒冷刺激の回避、皮膚の保護、関節可動域の維持、禁煙が柱です。
レイノー現象は、強皮症の初発症状として多いことも覚えておきましょう。