正答4
解説
正解は4です。
外用薬(軟膏)を使う処置の方法と、外用薬の基剤や強さの区分を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 皮膚の汚れや古い薬剤は、熱い湯ではなくぬるめの湯で落とします。
熱い湯は皮膚の乾燥やかゆみを強め、皮膚への刺激になるためです。
2:× 乳剤性軟膏(クリーム)は刺激が比較的強く、びらんや湿潤面には適しません。
びらんや湿潤面には、刺激の少ない油脂性軟膏(ワセリンなど)を用います。
3:× ステロイド外用薬には強さによる区分があります。
最も強いものから弱いものまで5段階に分けられ、部位や症状によって使い分けます。
4:○ 密封療法(ODT)は、ステロイド外用薬などを塗ったあと、ラップなどで密封する方法です。
薬の吸収が高まり、効果が強く現れます。
【ポイント】
油脂性軟膏は保護作用が強く刺激が少なく、乳剤性軟膏は浸透性がよい一方で刺激がやや強いのが特徴です。
密封療法は効果が強まる分、副作用も出やすいので皮膚の状態をよく観察します。