正答2
解説
正解は2です。
潰瘍性大腸炎の患者への生活指導を問う問題です。
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる原因不明の炎症性腸疾患で、指定難病です。
【選択肢別解説】
1:× 食事療法は必要です。
症状が強い時期は、低残渣・低脂肪で刺激の少ない食事にして、腸の安静を保ちます。
2:○ 精神的ストレスは再燃に影響します。
寛解と再燃を繰り返す疾患のため、ストレスをためない生活を送るよう説明します。
3:× 内科的治療で完全な治癒は期待しにくい疾患です。
治療の目標は、炎症を抑えて寛解を導き、寛解を長く保つことにあります。
4:× 感染予防に留意した生活は必要です。
副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬で治療するため、感染症にかかりやすくなるためです。
【ポイント】
潰瘍性大腸炎は直腸から連続して病変が広がり、粘血便と下痢が主な症状です。
病変が飛び飛びに消化管のどこにでも起こるクローン病と対比して覚えましょう。