正答3
解説
正解は3です。
抗菌薬の評価指標、作用の種類、作用機序と適応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 最小発育阻止濃度(MIC)は、値が高いほどではなく低いほど抗菌力が強いことを示します。
少ない濃度で菌の発育を止められるからです。
2:× 病原菌の増殖を抑える作用は、殺菌作用ではなく静菌作用といいます。
殺菌作用は菌そのものを死滅させる作用です。
3:○ ペニシリン系抗菌薬は、細菌の細胞壁の合成を阻害します。
細胞壁はヒトの細胞にはないため、ヒトへの毒性が比較的少ないのが特徴です。
4:× セフェム系抗菌薬は結核の治療には用いません。
結核にはイソニアジド、リファンピシンなどの抗結核薬を組み合わせて使います。
【ポイント】
βラクタム系(ペニシリン系・セフェム系)は細胞壁合成阻害、アミノグリコシド系やマクロライド系はたんぱく合成阻害です。
MICは「小さいほど効く」と覚えましょう。