正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているもの、つまり妊娠による生理的変化ではないものを選ぶので、○ が答えです。
妊娠すると、胎児を育てるためにホルモンの分泌や代謝、循環のしくみが大きく変化します。
【選択肢別解説】
1:× 生理的変化です。
胎児や胎盤の発育、母体の心臓や呼吸の仕事量の増加により、基礎代謝は亢進します。
2:○ 生理的変化ではありません。
妊娠中は月経が止まります。
妊娠初期の性器出血は流産や異所性妊娠のサインのこともあるため、正常な変化とせずに受診を勧めます。
3:× 生理的変化です。
つわりは妊娠5〜6週ごろから始まる吐き気や嘔吐などの症状で、多くは妊娠12〜16週ごろまでに軽快します。
4:× 生理的変化です。
大きくなった子宮が骨盤内の静脈を圧迫し、ホルモンの作用で血管の壁もゆるむため、下肢に静脈瘤ができやすくなります。
【ポイント】
受精卵が子宮内膜に着床する時期に、ごく少量の出血(着床出血)がみられることはあります。
ただし妊娠中の出血は、まず異常の可能性を考えて対応することが原則です。