正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているもの、つまり妊娠糖尿病による胎児への影響ではないものを選ぶので、○ が答えです。
母体の高血糖はブドウ糖として胎盤を通過し、胎児の高血糖とインスリンの過剰分泌を引き起こします。
【選択肢別解説】
1:○ 影響ではありません。
1型糖尿病は膵臓のβ細胞が自己免疫などで壊れて起こる病気です。
母体の妊娠糖尿病が原因で胎児に1型糖尿病が起こるわけではありません。
2:× 影響です。
胎児の過剰なインスリンが成長を促すため、出生体重4,000g以上の巨大児になりやすくなります。
3:× 影響です。
母体の血管障害などで胎盤の働きが落ちると、胎児の発育が妨げられ、低出生体重児となることがあります。
4:× 影響です。
出生後は母体からのブドウ糖の供給が止まる一方で、新生児のインスリン分泌は多いままなので、低血糖を起こしやすくなります。
【ポイント】
妊娠糖尿病の児の合併症は、巨大児、新生児低血糖、呼吸窮迫症候群、高ビリルビン血症、多血症などです。
出生直後から新生児の血糖値を確認することが重要です。