尿路結石患者の看護について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 側腹部から背部への疼痛の程度を観察する。
b 顕微鏡的血尿はみられない。
c 結石の排出を促すために安静にする。
d 疝痛発作に対して鎮痛薬、鎮痙薬で対応する。
正答2
解説
正解は2です。
尿路結石は、腎臓から尿道までの尿の通り道に結石ができる病気です。
結石が尿管に詰まると、側腹部から背部にかけての激しい痛み(疝痛発作)と血尿が起こります。
【記述別解説】
a:○ 疝痛は側腹部から背部、さらに下腹部や陰部へ広がることがあります。
痛みの部位や程度の観察は、結石の移動や治療効果の判断に役立ちます。
b:× 結石が尿路の粘膜を傷つけるため、血尿は高い頻度でみられます。
目に見えなくても顕微鏡的血尿として検出されることが多いです。
c:× 安静は結石の排出を促しません。
水分を多くとり、階段昇降などの適度な運動をすることで自然排石を促します。
d:○ 疝痛発作は非常に強い痛みのため、医師の指示で鎮痛薬や鎮痙薬を使って苦痛を和らげます。
【選択肢別解説】
1:× bが誤りです。
2:○ aとdはどちらも正しい看護です。
3:× bとcがどちらも誤りです。
4:× cが誤りです。
【ポイント】
尿路結石の看護は「疼痛の緩和・十分な水分摂取・適度な運動・排石の確認」が柱です。
排石の確認のために、尿をこして結石が出たかを見ることもあります。