正答2
解説
正解は2です。
整形外科の病気と、その治療法の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 大腿骨大転子部骨折の治療は、人工骨頭置換術ではなく骨接合術です。
大転子部などの外側の骨折は血流がよく骨が癒合しやすいため、金属で固定します。
人工骨頭置換術は、骨頭の血流が悪く癒合しにくい大腿骨頸部骨折で選ばれます。
2:○ アキレス腱断裂の保存療法では、尖足位でギプス固定をします。
足関節を伸ばした尖足位にすると、切れた腱の断端が近づいてつながりやすくなるからです。
3:× 骨粗鬆症にはビタミンAではなく、活性型ビタミンDやビタミンKなどを使います。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にします。
4:× 副甲状腺ホルモンの投与は、後縦靱帯骨化症の治療ではありません。
副甲状腺ホルモン製剤は、骨粗鬆症の治療薬として用いられます。
後縦靱帯骨化症は、頸椎の安静を保つ保存療法や、神経の圧迫をとる手術で治療します。
【ポイント】
大腿骨頸部骨折(内側)は人工骨頭、転子部骨折(外側)は骨接合術と区別します。