正答4
解説
正解は4です。
心不全患者の看護と、その目的を問う問題です。
ケアの内容だけでなく、「何のために行うか」という目的が正しいかを判断します。
【選択肢別解説】
1:× 酸素投与は、動脈血のpHを上昇させるためではありません。
肺うっ血などでおこる低酸素血症を改善するために行います。
2:× 安静の目的は、運動耐容能を増加させることではありません。
安静は心臓の仕事量を減らし、負担を軽くするために行います。
運動耐容能は、病状が安定してから行う心臓リハビリテーションで高めます。
3:× ファウラー位は、静脈還流を促進するのではなく減らすためにとります。
上半身を起こすと心臓に戻る血液が減り、心臓の負担と肺うっ血が軽くなります。
4:○ 心不全では体内に水分がたまり、血液が薄まって低ナトリウム血症になることがあります。
このような場合は、水分を制限して血液の薄まりを改善します。
【ポイント】
心不全では、体内の水分とナトリウムの過剰に注意します。
ファウラー位や起座位は、静脈還流を減らして呼吸を楽にします。