正答1
解説
正解は1です。
肝硬変の病態と看護を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
肝硬変は、肝機能がある程度保たれた代償性と、症状が現れる非代償性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:○ 代償性肝硬変では、黄疸はふつう出現しません。
残った肝細胞で機能を補えているため、自覚症状がほとんどない時期です。
黄疸、腹水、肝性脳症などが出るのは非代償性肝硬変です。
2:× 肝硬変では門脈の血流が滞り、門脈圧が上がります。
食道静脈瘤、腹水、脾腫などの有無を観察するので、記述は正しい内容です。
3:× 肝硬変では、血液凝固因子をつくる力が落ち、脾腫で血小板も減ります。
出血しやすいことを説明するので、記述は正しい内容です。
4:× 腹水がたまったときは、塩分を制限します。
塩分をとると体に水分がたまり、腹水が増えるからで、記述は正しい内容です。
【ポイント】
非代償性肝硬変の症状は黄疸・腹水・肝性脳症・出血傾向です。