正答2
解説
正解は2です。
胃切除後にみられるダンピング症候群の症状を問う問題です。
ダンピング症候群は、胃の貯留機能が失われ、食物が急に小腸へ流れ込むことでおこります。
【選択肢別解説】
1:× 発熱は、ダンピング症候群の症状ではありません。
術後の発熱では、縫合不全や感染症などを考えます。
2:○ 動悸は早期ダンピング症候群の代表的な症状です。
高浸透圧の食物が小腸に入ると、血管内の水分が腸に移って循環血液量が減ります。
そのため食後30分以内に、動悸、冷汗、めまい、顔面紅潮、腹痛などがおこります。
3:× つかえ感は、ダンピング症候群の症状ではありません。
吻合部が狭くなったときなどにおこる症状です。
4:× 胸やけは、ダンピング症候群の症状ではありません。
胃液や腸液、胆汁が食道へ逆流することでおこる症状です。
【ポイント】
早期ダンピングは食後30分以内の動悸・冷汗です。
後期ダンピングは食後2〜3時間の低血糖症状です。
予防には、少量ずつ回数を分けてゆっくり食べるよう指導します。