正答4
解説
正解は4です。
代表的な薬の使い方と注意点を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 抗インフルエンザウイルス薬は発症から48時間以内に使用します。
ウイルスの増殖を抑える薬なので、増殖が盛んな早期に使うほど効果があります。
記述は正しい内容です。
2:× 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は胃粘膜を守るプロスタグランジンの産生を抑えます。
そのため内服時は消化性潰瘍に注意が必要で、記述は正しい内容です。
3:× ヘリコバクター・ピロリ菌は胃・十二指腸潰瘍の主な原因です。
除菌治療で潰瘍の再発を大きく減らせるため、記述は正しい内容です。
4:○ 塩類下剤は粘膜を直接刺激して蠕動を亢進させる薬ではありません。
塩類下剤は腸管内の浸透圧を高めて水分を引き込みます。
その結果、便がやわらかく量も増えて排便が促されます。
粘膜を刺激して蠕動を亢進させるのは、センナなどの刺激性下剤です。
【ポイント】
酸化マグネシウムなどの塩類下剤は「便に水を集める」薬です。
センナやピコスルファートなどの刺激性下剤は「腸を動かす」薬です。