正答1
解説
正解は1です。
小児の急性糸球体腎炎は、細菌感染に続いて起こる免疫反応で、腎臓の糸球体に炎症が起こる病気です。
【選択肢別解説】
1:○ 先行感染として多いのは、A群β溶血性レンサ球菌による咽頭炎や扁桃炎です。
感染の1〜3週後に、抗原と抗体の免疫複合体が糸球体に沈着して発症します。
2:× 主な症状は、血尿・浮腫・高血圧です。
尿量の減少(乏尿)もみられます。
下痢や腹痛が主な症状ではありません。
3:× 急性糸球体腎炎は、学童期(おおむね5〜10歳ごろ)に好発します。
乳児期に発症することはまれです。
4:× 急性期には、腎臓の負担を減らすため、たんぱく質・食塩・水分を制限します。
高たんぱくの食事は腎臓への負担を増やすため誤りです。
【ポイント】
急性期は安静と食事制限(減塩・水分制限・たんぱく制限)が基本です。
多くは数週間から数か月で自然に回復し、予後は良好です。