正答4
解説
正解は4です。
不妊症の定義と原因、治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 日本産科婦人科学会は、避妊をせずに性生活を行っても一定期間妊娠しない状態を不妊症と定義し、その期間を1年としています。
6か月ではありません。
2:× 女性側の不妊の原因として多いのは、卵管の閉塞や癒着による卵管因子と、排卵障害です。
子宮の障害が最も多いわけではありません。
3:× 世界保健機関(WHO)の調査では、不妊の夫婦の約半数に男性側の原因が関わっているとされます。
約15%では少なすぎます。
4:○ 排卵障害の治療には排卵誘発剤が用いられます。
内服薬のクロミフェンや、注射薬のゴナドトロピン製剤(hMG・FSH製剤とhCG製剤)が代表です。
ゴナドトロピンは卵巣を直接刺激して卵胞を発育させます。
【ポイント】
ゴナドトロピンによる排卵誘発では、卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠に注意が必要です。
不妊は女性だけの問題ではなく、男女ともに検査を受けることが大切です。