正答4
解説
正解は4です。
急性腎盂腎炎は、膀胱から上行した細菌が腎盂・腎実質に感染して起こる病気です。
この問題は誤っている看護を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい看護です。
急性腎盂腎炎では高熱と悪寒戦慄、患側の腰背部痛(肋骨脊柱角の叩打痛)が特徴です。
膀胱炎を伴うと排尿時痛も出るため、これらを観察します。
2:× 正しい看護です。
感染により膿尿や細菌尿となり、尿が混濁します。
尿の性状は炎症の程度や治療効果を知る手がかりになります。
3:× 正しい看護です。
発熱による消耗が強いため、安静を保って体力の消耗を抑えます。
安静は腎血流を保つうえでも役立ちます。
4:○ 水分摂取を制限するのは誤りです。
十分な水分をとって尿量を増やすと、細菌を尿とともに洗い流す効果があります。
発熱による脱水の予防にもなるため、制限ではなく水分摂取を促します。
【ポイント】
尿路感染症の看護の基本は「抗菌薬・安静・水分摂取の促進・保温」です。
水分制限が必要になるのは、乏尿期の腎不全や心不全などの場合です。