正答2
解説
正解は2です。
脳震盪、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、脳挫傷の特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
脳震盪では、受傷前の出来事を思い出せない逆行性健忘や、受傷後の出来事を覚えていない外傷後健忘がみられます。
2:○ 誤った記述です。
急性硬膜下血腫の予後は、良好ではなく不良です。
脳の表面の静脈が切れて起こり、脳挫傷を伴うことが多いため、意識障害が重くなりやすいからです。
3:× 正しい記述です。
急性硬膜外血腫では、受傷直後の意識障害がいったん回復する意識清明期がみられることがあります。
その後、血腫が大きくなると再び意識が悪化するため、注意深い観察が必要です。
4:× 正しい記述です。
脳挫傷は脳そのものが傷ついた状態で、出血が集まって脳内血腫を形成することがあります。
【ポイント】
急性硬膜外血腫は主に中硬膜動脈の損傷、急性硬膜下血腫は主に架橋静脈の損傷で起こります。
慢性硬膜下血腫は高齢者に多く、軽い外傷から数週間たって症状が出ます。