正答4
解説
正解は4です。
腰椎穿刺による脳脊髄液検査の適応、手技、看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 頭蓋内圧亢進が疑われる場合は、腰椎穿刺は禁忌です。
脳脊髄液を抜くことで圧のバランスがくずれ、脳ヘルニアを起こす危険があるためです。
2:× 穿刺部位は、第1・2腰椎間ではなく第3・4腰椎間または第4・5腰椎間です。
脊髄は成人では第1〜2腰椎の高さで終わるため、それより下で穿刺して脊髄の損傷を防ぎます。
3:× 正常な髄液は、白色混濁液ではなく無色透明です。
白く濁る場合は、細菌性髄膜炎などで白血球が増えていることを疑います。
4:○ 検査後1〜2時間程度は、水平仰臥位を保ちます。
穿刺した穴から髄液が漏れると、頭を上げたときに強くなる頭痛(低髄液圧性頭痛)が起こります。
枕を外して水平に寝ていることで、この頭痛を予防します。
【ポイント】
穿刺時は側臥位で、膝を抱えて背中を丸める姿勢をとってもらい、椎骨の間を広げます。
左右の腸骨稜の最上部を結んだヤコビー線は、第4腰椎の棘突起の高さの目安です。