正答2
解説
正解は2です。
低血糖の症状、インスリン注射の部位、糖尿病の合併症と運動療法を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
血糖値が50mg/dL程度まで下がると、冷汗、手指の振戦、動悸などの症状が現れます。
これは低血糖に反応して交感神経が働くことによる症状です。
2:○ 誤った記述です。
インスリン注射の部位で、吸収速度が一番遅いのは腹部ではありません。
腹部は皮下注射の部位の中で吸収が最も速く、大腿などは遅いとされます。
同じ部位の中でも、毎回少しずつずらして注射し、皮膚の硬結を防ぎます。
3:× 正しい記述です。
糖尿病の慢性合併症のうち、大血管症には脳梗塞、心筋梗塞、末梢動脈疾患があります。
細い血管の障害である細小血管症には、網膜症、腎症、神経障害があります。
4:× 正しい記述です。
糖尿病の運動療法には、ウォーキングなどの有酸素運動が勧められます。
有酸素運動は血糖を下げ、インスリンの効きをよくします。
【ポイント】
細小血管症の三大合併症は「し・め・じ(神経障害・網膜症・腎症)」と覚えましょう。
低血糖時は、ブドウ糖などの吸収の速い糖質をすぐに摂取します。