正答2
解説
正解は2です。
甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症の症状や原因を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 粘液水腫は、甲状腺機能亢進症ではなく甲状腺機能低下症でみられます。
粘液水腫は、皮膚がむくんだように厚くなり、押しても跡が残りにくい浮腫です。
2:○ バセドウ病は、20〜30歳代の女性に好発します。
バセドウ病は、甲状腺を刺激する自己抗体によって甲状腺ホルモンが過剰になる自己免疫疾患です。
女性に多く、男性の数倍の頻度でみられます。
3:× 慢性甲状腺炎(橋本病)は、甲状腺機能低下症の原因として最も多い疾患です。
自己免疫によって甲状腺が少しずつ壊され、ホルモンを作る力が低下します。
4:× 発汗や頻脈は、甲状腺機能低下症ではなく甲状腺機能亢進症でみられます。
甲状腺機能低下症では代謝が低下するため、徐脈、寒がり、皮膚の乾燥、体重の増加などがみられます。
【ポイント】
甲状腺機能が「亢進すると代謝が上がる」「低下すると代謝が下がる」と考えると、症状を整理しやすくなります。
橋本病も女性に多い自己免疫疾患です。