正答3
解説
正解は3です。
消化器疾患と、その特徴的な症状の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 逆流性食道炎の主な症状は、背部痛ではなく胸やけや呑酸です。
胃酸が食道に逆流して食道の粘膜に炎症を起こすため、胸の焼けるような感じが現れます。
2:× 急性膵炎の主な症状は、胸やけではなく上腹部の激しい痛みです。
痛みは心窩部から背部に広がることが多く、前かがみになると和らぎます。
3:○ 劇症肝炎では、意識障害が起こります。
肝細胞が急激に大量に壊れ、アンモニアなどの毒素を処理できなくなるためです。
その結果、肝性脳症による意識障害が現れます。
4:× 胆石症で放散痛がみられるのは、左肩ではなく右肩です。
胆嚢は右上腹部にあるため、胆石発作の痛みは右の肩や肩甲部に放散します。
【ポイント】
劇症肝炎は、肝性脳症と、プロトロンビン時間の著しい延長が特徴です。
胆石症は「右季肋部痛と右肩への放散痛」、急性膵炎は「背部への放散痛」と覚えましょう。