正答1
解説
正解は1です。
悪心・嘔吐のある患者の安全と安楽のための援助を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 仰臥位しかとれない場合は、顔を横に向けて吐物の誤嚥を防ぎます。
顔を横に向けると吐物が口の外に流れ出やすくなり、気道に入るのを防げます。
可能であれば側臥位にするとより安全です。
2:× 胃部の温罨法は、悪心・嘔吐を和らげる方法としては一般的ではありません。
悪心があるときは、頸部や胃部の冷罨法で気分が楽になることがあります。
3:× 鮮紅色の泡立つ血液が混じるときは、消化管出血ではなく呼吸器からの出血(喀血)を疑います。
喀血は空気と混じるため泡立ち、鮮紅色になります。
消化管出血による吐血は、胃酸の影響で暗赤色やコーヒー残渣様になります。
4:× 嘔吐後の含嗽は、誤嚥に注意しながら行います。
口の中に残った吐物やにおいは、不快感や次の嘔吐を誘う原因になるため、含嗽で取り除きます。
【ポイント】
嘔吐時は、吐物の量・性状・においを観察し、脱水や電解質の異常にも注意します。
吐物はすぐに片付け、換気をしてにおいを残さないようにします。