正答3
解説
正解は3です。
潰瘍性大腸炎の患者への生活指導と治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 急性期(活動期)は、高エネルギー食の摂取を促すのではなく、腸の安静を図ります。
症状が強いときは、絶食にして輸液で栄養を補うことがあります。
食事ができる場合も、低残渣で刺激の少ない消化のよい食事にします。
2:× 潰瘍性大腸炎にも手術の適応があります。
内科的治療が効かない場合や、大量出血、穿孔、がんの合併がある場合などには、大腸の切除が行われます。
3:○ 感染予防の自己管理が重要であることを説明します。
治療に使う副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬は、免疫の働きを抑えるため感染しやすくなります。
手洗いやうがいなど、日常的な感染予防が大切です。
4:× 副腎皮質ホルモン薬は、自分の判断で服用量を増減しないよう説明します。
自己判断で急に減らしたり中止したりすると、症状の悪化や急性副腎不全を起こす危険があります。
【ポイント】
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に炎症が続く病気で、粘血便や下痢、腹痛が主な症状です。
寛解と再燃を繰り返すため、寛解期も服薬を続けることが重要です。