正答4
解説
正解は4です。
終末期にある患者とその家族へのケアを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 予期的悲嘆は、患者が死亡したときではなく、死亡する前に生じる悲しみです。
近い将来の死を予期して、家族や患者本人が前もって悲しむことを予期的悲嘆といいます。
2:× キューブラー・ロスの死の受容段階は、家族ではなく死にゆく患者本人の心理を分類したものです。
否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階からなります。
3:× 患者が亡くなった後は、患者と家族だけで過ごせる時間をつくるよう配慮します。
家族がゆっくりお別れをすることは、その後の悲嘆の過程を支えることにもつながります。
4:○ 終末期ケアでは、宗教や慣習上の要望に配慮します。
死の迎え方や死後の処置には、信仰や地域の慣習による希望があります。
患者と家族の価値観を尊重することが、その人らしい最期を支えることにつながります。
【ポイント】
家族への悲嘆のケア(グリーフケア)は、患者が亡くなる前から始まり、死別後も続きます。
予期的悲嘆の時期に家族の気持ちを受け止めることが大切です。