白血病について、正しい組合せを一つ選べ。
a 急性白血病の治療には、分子標的治療薬イマチニブが投与される。
b 急性白血病の症状は、発熱、出血傾向及び貧血である。
c 診断は骨髄検査と血液検査で行う。
d 慢性骨髄性白血病は、播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併する。
正答3
解説
正解は3です。
急性白血病と慢性骨髄性白血病の症状・診断・治療を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 分子標的治療薬のイマチニブは、慢性骨髄性白血病の治療薬です。
急性白血病の治療は多剤併用の化学療法が中心です。
b:○ 急性白血病では、正常な血球がつくられなくなります。
白血球の減少で発熱(感染)、血小板の減少で出血傾向、赤血球の減少で貧血が起こります。
c:○ 白血病の診断は、血液検査と、骨髄穿刺による骨髄検査で行います。
d:× 播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併しやすいのは、急性前骨髄球性白血病などの急性白血病です。
慢性骨髄性白血病の特徴ではありません。
【選択肢別解説】
1:× aが誤りです。
2:× aとdが誤りです。
3:○ bとcはどちらも正しい記述です。
4:× dが誤りです。
【ポイント】
慢性骨髄性白血病はフィラデルフィア染色体による異常な遺伝子が原因で、イマチニブはその遺伝子産物の働きを抑えます。
急性白血病の三大症状は、発熱・出血傾向・貧血と覚えましょう。