正答4
解説
正解は4です。
ネフローゼ症候群は、大量のタンパク尿により低タンパク血症と浮腫をおこす病気です。
小児では微小変化型が多く、ステロイド薬が治療の中心になります。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な看護です。
血中のタンパクが減ると血漿の膠質浸透圧が下がり、水分が血管の外へ出て全身に浮腫が生じます。
体重や尿量、浮腫の部位と程度を観察します。
2:× 適切な看護です。
浮腫のある皮膚は薄く傷つきやすく、ステロイド薬の影響で感染への抵抗力も低下します。
皮膚の清潔を保ち、手洗いやうがいなどで感染予防に努めます。
3:× 適切な看護です。
浮腫が強い時期は、塩分と水分を制限して体内に水分がたまるのを防ぎます。
4:○ 誤った記述です。
ステロイド薬の副作用では、食欲は減退ではなく亢進します。
そのため肥満や満月様顔貌(ムーンフェイス)がおこりやすいことを説明します。
【ポイント】
ネフローゼ症候群の特徴は、高度のタンパク尿、低タンパク血症、浮腫、脂質異常症です。
ステロイド薬の副作用には、食欲亢進、満月様顔貌、感染しやすさ、骨粗鬆症などがあります。