正答3
解説
正解は3です。
乳幼児の代表的な消化器疾患と、その特徴的な症状を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 噴水状の嘔吐は、肥厚性幽門狭窄症の特徴的な症状です。
先天性食道閉鎖症では、口から泡状の唾液があふれ、哺乳時にむせやチアノーゼがみられます。
2:× ヒルシュスプルング病は、腸管の神経節細胞が生まれつき欠けている病気です。
その部分の腸が動かないため、下痢ではなく頑固な便秘や腹部膨満、胎便排泄の遅れがみられます。
3:○ 腸重積症は、腸管が隣の腸管の中にはまり込む病気で、乳幼児に多くみられます。
間欠的な強い腹痛により激しく泣き、嘔吐やいちごゼリー状の血便を伴います。
4:× 胆道閉鎖症では胆汁が腸へ流れないため、血尿ではなく黄疸と灰白色便がみられます。
尿は胆汁色素により濃い黄色になります。
【ポイント】
腸重積症は「間欠的な啼泣・嘔吐・いちごゼリー状の血便」の3主徴で覚えます。
噴水状嘔吐は肥厚性幽門狭窄症、灰白色便は胆道閉鎖症と、病気と症状を対応させましょう。