正答1
解説
正解は1です。
産褥期におこりやすい異常と、その予防や対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 乳頭を吸われるとオキシトシンが分泌され、子宮の収縮が促されます。
そのため早期からの授乳は、子宮復古不全の予防に役立ちます。
2:× 化膿性乳腺炎は、乳頭の傷などから細菌が入っておこる感染症です。
授乳では治癒せず、抗菌薬の投与や、膿がたまった場合は切開して膿を出す処置が必要です。
授乳で改善しやすいのは、乳汁がたまっておこるうっ滞性乳腺炎の方です。
3:× 床上安静は血流を停滞させ、静脈血栓症をかえって招きます。
予防には早期離床や下肢の運動、十分な水分摂取が有効です。
4:× マタニティーブルーズは、産後数日以内におこる一時的な気分の落ち込みです。
多くは2週間以内に自然に軽快するため、直ちに抗うつ剤を投与する必要はありません。
話をよく聴き、休息がとれるよう支援します。
【ポイント】
マタニティーブルーズは一過性のもので、治療が必要な産後うつ病とは区別します。
気分の落ち込みが2週間以上続く場合は、産後うつ病を疑います。