正答4
解説
正解は4です。
分娩の各期に応じた、産婦と新生児へのケアを問う問題です。
分娩第1期は陣痛開始から子宮口全開大まで、第2期は胎児娩出まで、第3期は胎盤娩出までです。
【選択肢別解説】
1:× 分娩第1期の開始時に、安静臥床とする必要はありません。
破水などの問題がなければ、歩いたり楽な姿勢をとったりすることで分娩の進行が促されます。
2:× 分娩第2期は胎児への負担が大きく、胎児の状態が悪化しやすい時期です。
分娩監視装置ははずさず、胎児心拍を続けて観察します。
3:× 濡れたタオルで拭くと、水分が蒸発するときに熱を奪われ体温が下がります。
出生直後の児は、温めた乾いたタオルで羊水を拭き取り、保温します。
4:○ 胎盤娩出後は、子宮が十分に収縮して元に戻り始めているかを観察します。
子宮収縮が不良だと弛緩出血をおこすため、子宮底の高さや硬さ、出血量を確認します。
【ポイント】
分娩直後の産婦では「子宮収縮・出血量・バイタルサイン」の観察が重要です。
新生児では「保温・気道確保」が最優先のケアです。