正答2
解説
正解は2です。
妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧を発症し、母体と胎児に影響を及ぼす病気です。
出題当時の定義では、妊娠20週以降から分娩後12週までに高血圧がみられる場合をいいました。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠の成立とともに発症するのではなく、妊娠20週以降に発症します。
2:○ 高血圧により胎盤の血管が傷つき、胎盤が分娩前にはがれる常位胎盤早期剝離の原因となります。
母体の大出血や胎児の死亡につながる重大な合併症です。
3:× 発症頻度は全妊婦の約60%ではなく、数%から1割程度です。
4:× 胎盤の血流が悪くなるため、巨大児ではなく胎児発育不全や低出生体重児が多くなります。
巨大児と関係が深いのは、妊娠糖尿病などの糖代謝異常です。
【ポイント】
妊娠高血圧症候群の主な合併症には、子癇、常位胎盤早期剝離、胎児発育不全などがあります。
安静、食事療法、血圧の管理が治療と看護の基本です。