正答3
解説
正解は3です。
妊娠後期には、大きくなった子宮と胎児の発育に合わせて、母体の全身にさまざまな変化がおこります。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠後期は子宮が大きくなり、横隔膜が押し上げられます。
そのため呼吸は腹式呼吸ではなく、胸式呼吸が主になります。
2:× 循環血液量は減少ではなく増加し、妊娠末期には妊娠前の約40~50%増になります。
胎盤や胎児へ十分な血液を送るための変化です。
3:○ 胎児や胎盤の発育、母体の心拍出量の増加に伴い、エネルギーの消費が増えます。
そのため妊娠後期には基礎代謝が亢進します。
4:× 黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用で腸の平滑筋がゆるみ、蠕動運動は低下します。
大きな子宮による腸の圧迫も加わり、便秘になりやすくなります。
【ポイント】
妊娠中は「循環血液量・心拍出量・基礎代謝は増え、腸の動きは低下する」と整理します。
循環血液量の増加で血液が薄まり、生理的な貧血もおこります。