正答4
解説
正解は4です。
経尿道的前立腺切除術(TUR-P)は、尿道から内視鏡を入れて肥大した前立腺を削り取る手術です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
術後は出血、凝血塊による閉塞、感染、一時的な尿失禁に注意します。
【選択肢別解説】
1:× 適切な観察です。
切除面から出血するため、術後は尿の色や凝血塊の有無で血尿の程度を観察します。
2:× 適切な援助です。
水分を多くとって尿量を増やすと、膀胱内が洗い流され凝血塊や尿路感染を防げます。
3:× 適切な指導です。
術後はカテーテル抜去後に、一時的な尿失禁がおこりやすくなります。
骨盤底筋運動で尿道周囲の筋力を高めると、尿失禁の改善が期待できます。
4:○ 誤った記述です。
長時間の座位は会陰部や前立腺の切除部を圧迫し、後出血の原因になります。
退院後しばらくは、長時間の座位や自転車、重い物を持つことを避けるよう説明します。
【ポイント】
TUR-P後の生活指導は「水分をとる・長く座らない・いきまない」が基本です。
便秘によるいきみも出血を招くため、排便のコントロールもあわせて指導します。